肌色の黄ぐすみはエイジングケアで改善できる?

日焼けあとの肌色は昔なら小麦色と、夏場にはもてはやされたものでした。(よね?)

 
それが今では紫外線から受けるダメージでシワやシミが増える仕組みが解明され、年間を通じてのUV対策が必須と言われるまでになっています。

時代の流れってスゴイと言うか、化粧品メーカー売り込み方ってある意味自分本位でいいかげんですよねー。
そうは言っても現実問題、サンオイルのCMに踊らされてしまったことを後悔しても始まりません。

若い頃にたくさん日焼けをしている方は、のちのちシミが出現することになるので、早いうちからエイジングケアを始めるべきでしょう。

今はぜんぜんふつうだからと安心していると、取り返しがつかない状態になるかもしれませんよ?

10代20代の頃のように、日焼けした肌色が元のようにさめてくれるまでの時間が長くなったり、実際に日焼けをしているつもりはなくても肌色の透明感が失せてくるもの事実です。

紫外線を浴びたあとに増加したメラニンはターンオーバーにより徐々に排出されますが、加齢により代謝が落ちると、肌はその情報をそのまま記憶してメラニンはどんどん溜まってしまいます。
そして厄介なのは日焼けではない肌のくすみ。
昔は明るかった肌色が、いつの間にか黄色みを帯びたグレーのようなくすみで厚ぼったさを演出してしまう肌質に変化していませんか?

じつはそのお肌の黄ぐすみはメラニンのせいではありません。

これは糖化と言う症状の表れなのです。
アスタリフトのCMだったか、小泉今日子さんの「錆びない人」というキャッチコピーで、肌細胞の「酸化」は有名になりましたよね。

その酸化よりもある意味怖いのが「糖化」。

酸化が「サビ」なら糖化は「焦げ」です。

メイラード反応やAGE(終末糖化産物)ということばも最近では目にする機会が増えたように思います。

トーストを焼く際に、はじめはほとんど白い生地が焼いているうちにだんだんこんがりとしたキツネ色に変化していきます。

これが糖化。

糖化とは、還元糖とアミノ化合物のたんぱく質や脂質に酵素の働きなしで結合する反応のことを指しています。

基本的にはトーストのように熱をくわえることで起こりやすいのですが、熱なしでもゆっくりとであれば化学変化は起こります。

生成された化合物は焦げた色をしているので、色味の薄い皮膚からは透けて見え、肌色を暗くしてしまうのです。

次第に体内から排出はされるのですが、年齢とともにターンオーバーは遅くなるので、滞在時間が長くなりたまっていく方が多いと言うわけ。
抗糖化ケアに大切なのは普段の食生活です。

基本的には血糖値を急激に上げる食べ物を一番先に食べないようにすること。

食事はベジファーストで、野菜やきのこ類、肉や魚などの低GI値の食品を先に摂取して、炭水化物を最後に回すようにすれば血糖値の上昇もゆるやかに押さえることが可能です。

最終的には代謝のサイクルを早めることが透明感を取り戻すための近道になるでしょう。

ビタミンCとビタミンC誘導体は何が違う?

化粧水の表示をよく見るとビタミンC配合(誘導体)とか、ピュアビタミンC配合のように違うもののように書かれていたりしますね。

これって美肌への効果に何か差があるのでしょうか?

肌がツヤツヤしてくる、やわらかくなる、キメが整う、毛穴やシワが目立たなくなる、ニキビが消えたなど肌の質そのものを良くしてターンオーバを正常化するビタミンC誘導体の皮膚改善効果がここ数年で急速にわかってきました。

ビタミンCは抗酸化力が強い分、単体ではあっという間に酸化してしまいます。
自然界の中にあってはかなり不安定な成分なのです。

そしてそもそもビタミンCは水溶性の成分です。

お肌の上には皮脂がありますから水は弾かれてしまい、ビタミンCを必要としている真皮に浸透して届くことは不可能です。

肌にそのまま付ける化粧水も実際にはほんの表面がうるおっているに過ぎません。

これではせっかくの有効成分も意味がないです。

この無理難題を解決するために本来水溶性である成分に親油性のモノを結合させ、肌の奥まで運べるようにと考えられたのがビタミンC誘導体です。

いくつかタイプがあありますがイオン導入は水溶性のビタミンC誘導体(リン酸型アスコルビル)でないとできないなど、用途によって変えているようです。

サイエンスコスメメーカーとして有名なビーグレンはナノ技術とドラッグデリバリーシステムによりこの難題を解決して本物のビタミンCを配合し、肌の深い部分にまで浸透させることに成功しています。

ビタミンCはコラーゲンを作る手助けをしたり、皮脂バランスをコントロールするなどの重要な働きをしますが、半面肌にとっては一種の刺激物でもあります。

濃度が濃過ぎるものを乾燥肌や敏感肌に使用すると肌荒れを起こす場合もありますので、パッチテストは忘れずに行いたいもの。

結果を急ぐあまり付けすぎるのも逆効果になる可能性も否定できません。

ビタミンCにしても誘導体にしても効果は同じと言うメーカーさんは多いですが、ピュアビタミンの方が反応が大きく出るところを見ると、効果も高いと言えそうです。

特にシミ消しには欠かせない存在ですね。

 

美白化粧品の使い方について

美白は日本女性の美肌にとって永遠のテーマのような気がします。

黄色人種の私たちがいくら美白をがんばってみたところで、欧米人の肌色になれるわけではありませんが「透明感」をゲットできたらすてきですよね。

シミが目立ちがちでスポッツケアをされている方には有名なハイドロキノン。

一般に市販されている化粧水や美容液の美白は、今以上にメラニン色素を増やさないための処方であることがほとんどです。

しかしながら、ハイドロキノンと言う成分が入った基礎化粧品は現在のメラニンに対して有効に作用するタイプ。

効果はかなり以前から知られていましたが、刺激があることや、成分自体が不安定で酸化しやすいため技術的な制約が付いて回る成分でした。

オバジなどは皮膚科でお医者さんの指導の元に使用するのですが、副作用というか、好転反応も大きく出るのでチャレンジするには敷居が高い部類でしょう。

シミだけをとるようなレーザー治療から、フォトフェイシャルのような、顔全体をやさしく治療する光治療器全般にも言えると思うのですが、美白を行うと言うのは紫外線に対し無防備な状態を作ることに他なりません。

日光に当たる時間の少ない北国の人たちの肌が白いのは、紫外線の外から体を守る必要がないためです。

逆に赤道直下や日差しの強い地域で暮らす人々からメラニンを奪ってしまったら、皮膚がんの危険性さえ懸念されるでしょう。

いくらシミを消したい、白い肌を手に入れたいと思っても、朝の洗顔あとスキンケアとしてハイドロキノン配合のクリームなどをつけて外出するのは逆効果です。

夜のお手入れ時にのみと、使用方法を守り、日中は通常よりもUVカットに気をつけて過ごさなければならない事を忘れないようにして下さい。